えひめ学の講義

 えひめ学は、6月29日から「地域理解」枠になります。東予、中予、南予の各自治体から講師をお招きして、特色ある自治体の取り組みを紹介していただきます。

 東温市分では、地方行政のあれこれと題して、県庁時代から3期目に入った東温市長としての取り組みについて講義していただきました。

 県庁職員時代では、中予地域での愛媛大学医学部誘致、南予地域での水資源開発(野村ダム建設)をはじめ、第3次愛媛県長期総合計画策定、松山空港滑走路延長事業に関わられ、アサヒビールの四国工場や、日新製鋼東予製造所、更に、波方LPガス国家備蓄基地の誘致、部長時代の県内産業基盤づくり、紙産業試験研究センター建設、えひめ町並み博の推進など、県政の中核部分を担われてきた経験について講義していただき、困難な環境を乗り越えて事業をなしとげていくことの大変さと達成したものが勝ち取ることができるものがあること、そこを目指して努力して欲しいということをお伝えいただきました。

 また、東温市においては、「いのち輝き 緑あふれる 東温市」を目指して、行財政改革、芸術文化、環境、愛媛大学との連携、人が活力を生む産業振興、人が定住し、人が集う安全・安心なまちづくりに向けて、独自のアイデアを用いて独創的なまちづくりに着実な成果を上げられています。

 さらに、「三世代同居の町づくりを目指して」を目標に、若年雇用の創出、定住促進、子育て支援策の充実、安全・安心、うるおいのあるまちづくりに取り組まれ、市長就任後の企業誘致として20社約1,000人の雇用を創出し、都市基盤を整備し、住宅団地や工業団地の開発、三世代支え愛支援事業、子育て支援、子育て世代、多子世帯の保育料軽減、県警機動隊の移設、総合保健福祉センターの建設、医療福祉施設の充実、坊っちゃん劇場を核とした観光振興などに実績を上げられ、「小さくてもキラリと光る 住んでみたい 住んでよかった東温市づくり」に邁進されておられています。

 市長という行政のトップとして、住民の皆さんとの対話、優先順位の決定、事業を実施することを決断することの大変さ、重要さを示唆していただくとともに、地方創生時代に求められる特色をもった東温市のまちづくりについての講義となり、学生にとって今後のライフプランを考えていく上で、東温市に住み働くことの意味や意義などの気づきを提供していただきました。

えひめ学の講義