えひめ学の講義

えひめ学後学期の第7回目。テーマは「社会からの提言」です。

工学部環境建設/機能材料工学では、「元小学校を活用したグリーンツーリズムをはじめとする
集落活性化について」でした。

中山間地である日土東地区の主な課題を次のようにとらえられ、
①高齢化(人口減少)
②耕作放棄地の増加
③交通対策
それらの課題を、
①’グリーンツーリズムによる交流人口の拡大
②’地域住民の得意技を使った社会参加とビジネスモデルづくり
③’NPO 法人の設立・活動による移動支援
という視点で整理するとともに日土東地区の地域活性化に向けた課題解決への取り組みについてお話をいただきました。

高齢化(人口減少)については、地域住民の社会参加を促し、体験型メニューの構築を進めており、手延べうどんづくり、芝ざくらまつり、おひな様街道、水鉄砲、動物とのふれあい、ピザづくり、日の出豚の焼き肉などによる集客を図っていて、最近では海外の方も来られるなど国際化も進んでいるとのこと。

さらに布ぞうりの製造販売、製造体験の提供など住民の得意技を使ったビジネスモデル化にも取り組まれています。

また、耕作放棄地については、自生しているものに加えて再生ガーデニング事業として、寒桜、しょうぶ、あじさい、皇帝ダリア、アーモンド、レンゲツツジなど多年生草の草花や花木を使って、毎年楽しめるように工夫されているとのこと。これらのうち市場性のあるのもについては出荷し地区外からの外貨を得るビジネスモデルとして構築されているとのこと。

廃校になった日土東小学校の建物の価値について顕彰するとともに、地域住民の社会参加の拠点としての活用検討も始まっています。

さらに、移動支援については「過疎地有償運送事業」を活用して、住民の方々の移動支援に成果をあげられています。それもわずか半年で事業を開始したとのこと。

エネルギッシュな活動による地域課題解決に取り組まれておられる様子をうかがいました。
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