えひめ学の講義

4月25日(土)のえひめ学は、愛媛県八幡浜市にある日土小学校についての授業でした。建造物(建
物、土木構築物、景観など)は、人々の日常生活を形づくる、記憶を形成するものであり、中でも学校はコミュニティの中心で地域の大切な宝です。
木造の建物は、比較的修復しやすい特徴があるとのこと。
日土小学校は、地区の人たちが子どもたちのために大事に守り育ててきた学校であって、クラスター
(葡萄の房)型の教室配置、開放的な明るさとデザインを持ち、木とスチールを合わせたハイブリッドな構法をであること等が特徴ですが、とりわけ水平連続窓を強調した外壁と切り妻屋根を組み合わせた
我が国独自の木造モダニズム建築であることが大きな特徴のようです。
愛媛の八幡浜という地方での現役の小学校の保存活動が、日本建築学会賞やワールドモニュメント
財団/ノールからモダニズム賞をいただき、国指定の重要文化財に指定されるなど、愛媛が誇るべき
宝となっていました。
地方からでもオーセンティシティ(真純性)があるものを発信することは、地域のまちづくりにとって大切なことを学ぶことができました。ちなみに、愛媛県内でも、モダニズム建築が残されているところもあり、持続的なまちづくりに広く寄与することが望まれています。

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