えひめ学の講義

 5月7日(月)のえひめ学は、歴史と文化についての授業でした。愛媛と瀬戸内海をテーマにお話しいただきました。

愛媛、瀬戸内海を構成するもの
   海:伊予灘、斎灘、燧灘、宇和海
 山・鳥:石鎚山、大三島、中島
   音:調べ、さざなみ、せせらぎ
   食:鯛飯、たこ飯、焼き豚玉子飯、三津浜焼き、ちゃんぽん
  匂い:潮の香り、木々や花々の香り
   川:中山川、重信川、加茂川、肱川

 愛比売は712年頃の古事記の国生み神話に出てくる。
 愛媛という言葉は、半井悟菴が愛媛面影を出版したとき(1869年明治二年)に出てきた。姫は身分が現れており、媛は女性を総称するもの。
 ちなみに道前と道後は、当時南海道(道ではなくてエリアを示す言葉)でそれの都に近い方を道前、遠い方を道後と読んだことからつけられたもの。
 愛媛という県の名は、日本で唯一国生み神話から生まれた件名であり、女性を愛する県という特徴がある。
 海を媒介とした県域としては、西部瀬戸内、中部瀬戸内、西南四国などがあるが、愛媛県はどの県域にも重なって属している特徴がある。
 東予地方の小松町で、鉄のさびくれが発見された。そのさびくれは、日本以外の燕国鋳造の鉄斧であることがわかり、日本最古(紀元前3年)の鉄片であり、鉄の文化の波及が早いことがわかった。
 瀬戸内海という言葉が登場したのは明治7年(1874年)で、巨海、瀬戸、灘から構成されており、瀬戸は狭門、海峡など激しい潮流が生じる海域のこと。灘は、水が流れにくい平坦な浅瀬、巨海は航海が困難な海のこと。
 愛媛と瀬戸内海、興味深い切り口がいっぱいありそうです。

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