愛媛学の講義


今年度、「えひめ学」からブラッシュアップされた「愛媛学」の第2回目が開催されました。



今年度新設された社会共創学部では、今治市と広島県を結ぶしまなみ海道で着地型の自転車旅行を実践している特定非営利活動法人シクロツーリズムしまなみ野代表である山本優子さんに来ていただきました。



しまなみ海道の開通から地域の人たちにとっては、自分たちと関係のない通過型の観光客の増加からくる日常生活への不安、観光客の減少、生活を支えてきた移動手段の減少などの課題に翻弄されてきた歴史がある。その中で、橋の価値はどこにあるのか、自転車でわたれる橋としての特徴をどう活かしていくのか、住民の座談会から始まって様々な課題解決に向けての動きをを自分事化しながらすすめていくストーリーについて講義をしていただきました。



しまなみ海道が自転車の聖地と言われるのは、まずは住民が守り育てきた生活からにじみ出ている自転車旅行者に対するホスピタリティがあること、インフラの整備が進んでいること、それを活用したイベントの展開、自転車旅行者のニーズへの対応(マーケティング)の仕組みが作り上げられていること、それらを通した地域課題解決への動きなどが積み重ねられている結果であるとのこと。



これらの活動の課題や活性かの方向性について、まずは個人で考え、次にグループで話しあい、その内容を学生に発表してもらいました。課題としては、通過型観光地から着地型観光地への転換、住民の生活を守る上での環境の変化への対応などが、また活性化への方向については、民泊の実施や高校生の参画などのついてアイデアが出されました。

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